福原ソープランド虎の巻

兵庫県神戸市にある福原の歓楽街に関する森羅万象の虎の巻

福原のソープ街も震災時は地元に協力していたという事実

2018年9月、北海道で震度7の大地震が発生しました。
北海道胆振東部地震と名付けられたこの地震は、震源から離れた札幌市内にも道路の破壊や土地の液状化などの大きな被害をもたらし、人々の生活をも破壊してしまいました。
数多くの被害がニュースになる中で、「地震翌日、すすきののソープランドが風呂を被災者に貸し出す」というニュースがあったのをご存じでしょうか。

500円の入浴料がかかりますがおよそ40人あまりが利用したということで、これにはネットでも賞賛を集めました。
同じ被災者ということで助け合いの精神を持っているお店があったということですが、実はソープランドが同じ被災者である地元住民に施設を貸し出すということは、かつてもありました。

その代表的な所が福原のソープランドで、1995年に起きた阪神淡路大震災では、被害を免れた福原のソープランドのいくつかの店舗が、今回と同様に施設を一般開放して地元住民に大いに歓迎されています。
当時、福原の地域ではガスの供給が止まっていてお湯が出せない状態でしたが、ソープランドで使われていたボイラーはガスではなく重油などを燃料として使うものだったため、この辺りでは唯一と言ってもいい入浴施設だったのです。

当時はまだ今のようにネットなども普及しておらず、福原のソープランドが一般開放していたという話が全国的に広まるということはありませんでした。
こうした話が全国に広まるのはネットが普及した後のことで、今回のことでネットの一部では当時の福原ソープの再評価の声も上がっています。

ソープランドというのは、昔から平時では一般の方からは良い顔をされない業種です。
そのイメージからか、ともすれば「とっとと潰してしまえ!」なんて言われることもあるものですが、いざという時には地元の人と協力するという点では、ソープランドも普通のお店なのです。
地元に少しでも受け入れられるように努力をしている所も多いですし、それは福原のソープも同様です。

福原のソープ街は、これ以降も時代に合わせて臨機応変に変化をしています。
現在ではクリーン化も進んでいて、少しでも福原のソープランドを楽しんでもらえるようにと色々と変わってきているのです。
違法な客引きの完全排除、料金の明朗化などから、安全面・衛生面などの強化まで実に様々な試みが行われています。
その活動は多岐に渡っていたりするので、興味がある方は福原ソープ街がどんな取り組みをしているのかなど、ちょっと調べてみるのも面白いかもしれません。