10 08 2023
90年代に全盛だったソープの情報を扱う大人の社交場
近年ソープランドの情報についてはインターネットを活用して行うのが主流となり、昔とは大きく様変わりしました。
無料案内所なども利用が激減していると言われ、若い人の中にはネット以外利用したことが無いという方も多いのではないでしょうか。
ネットに頼らない情報収集にはいくつか方法がありますが、今回は情報喫茶について取り上げてみたいと思います。
◆ 情報喫茶とは?
情報喫茶は、吉原特有の文化として知られる斡旋所で、無料案内所の代わりにソープランドを紹介してくれる喫茶店のことです。
喫茶店とソープランドが提携していて、お店に来たお客さんに合わせたお店を紹介してくれるというお店で、まだインターネットが普及する前の90年代に全盛期だったお店になります。
利用の流れとしては、入店してドリンクを頼みつつお店の人に予算や要望を伝えると、それを元に適したお店を選んで連絡をしてくれて、しばらくすると写真を持った店員がお店までやってきて、そこで女性を選びます。
決まるとお店からの送迎が来て、お店の前から送迎車に乗ってお店へ行くという流れです。
昔は情報喫茶はそのまま情報喫茶と看板が出ていましたが、平成18年に風営法の一部改正によって情報という部分がなくなり、表示的にはただの喫茶店になっています。
ただやはり店の雰囲気は普通の喫茶店と違ううえ、メニューもワンドリンク500円のように違うので、わかりやすいと言えばわかりやすいかもしれません。
かつては何軒もあったこの情報喫茶ですが、今ではほんの数軒を残すのみとなっています。
◆ 情報喫茶を使うメリット
かつては吉原で遊ぶ男性の強い味方だったこの情報喫茶。
これには色々なメリットがあって、普通に利用するよりもはるかに便利にお得に遊べるようになっていました。
例えば、普通では値引きをしないような高級店でもガッツリ割引してくれたりというのもありますし、人気嬢の移籍先をしっかり把握していて移籍先のお店を紹介してくれたり、その時々で最も活気のあるお店を教えてくれたりと、まさに情報喫茶の名に恥じない吉原の情報が集まる場所でした。
また、喫茶店という面もありますので、ソープランドを利用しない人も冷やかしの客にも常設の写真やプロフィールを見せたり、男性だけでなくソープ嬢として働く女性にも活気のあるお店を紹介したりしていて、まさに吉原の大人の社交場と言って過言ではない場所だったのです。
現在ではネットの普及でスマホから誰でも公式サイトや情報サイト、ソープ嬢の個人SNSなどを見ることが出来るため、ほとんどメリットは無くなってしまっています。
しかし、昔ながらの雰囲気を味わえるというだけでも他には無いメリットではないでしょうか。
実はこうした情報喫茶、昔は他のソープ街にもあったと言われていますが、現存しているのはほぼ吉原のみのようです。
昔のソープ遊びの雰囲気を味わいたいなら、ぜひこうした施設を利用してみるのも面白いかもしれません。
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